こんにちは。講師の井手 麻美(いで まみ)です。
うちの子どもなんですが、ただいま長男が7才・次男が4才です。
二人とも幼児教室に通っています。
そして、時々幼児教室では面談があって、講座内での子どもの様子や課題などを先生から聞く時間を設けていただいています。
今回の面談では、先生から「指先を使うことの大切さ」をお話ししてくださいました。
2人とも、もう少し指先を動かす遊びなどをした方がいいと言われました。
子どもの指先を訓練する必要性とは?
では、なぜ指先を使うことが必要なんでしょうか?
その理由は、手の神経は脳につながっているので
手先をうまく使えるようになると集中力がついたり、想像力がつくようです。
手を使うことで、大脳の約1/3を刺激することもできます。
私事ですが、正直手先が器用なほうではありませんでした。。
そのせいで、子どもの頃は苦労した覚えもありますし、大人になってからお菓子の学校に通うようになってからも
周りの人に比べて作るのに時間もかかるし、なかなかうまくできないし、という感じでした。
そのため、私の場合は後天的な努力で不器用さをカバーしてきた経緯があります。
ただ、お菓子教室をする上では私の不器用さは長所として捉えることができています。
それはなぜなら、超初心者の生徒さんと同じ立場になって教えることができたからです。
私が不器用だったから、うまく作れるポイント(要点)を見つけてうまくなりました。
だから、生徒さんにもうまく作れるポイントを教えることができます。
だからと言って、やはり自分の子どもにはできれば私のような苦労はさせたくないのが親の心情というものです。
できれば手先は器用になって欲しい、と願っています。
でも今の時代、手先を使わずとも生活できる環境が整っています(逆に言えば便利な生活ともいう)。
一方子どもの指先の発達という観点からすると、意識的に発達を促す遊びや取り組みをする必要があるのではないでしょうか?
指先の発達と言っても、例えば子どもが「楽しい♪」と思えない遊びやお勉強は、逆に子どものやる気をなくしてしまう
可能性さえあります。
そこで特別なことをしなくてもできるのが「お手伝い」です。
うちの子どもの話しですが、ゆで卵の皮むきや、きゅうりをスライサーで細かく刻むのがとても大好きです!
これ、ホントに楽しそうにやってくれます。
ゆで卵の皮をむくにしても、きゅうりを細かく刻むにしてもうまくするには少し工夫が必要ですし、
手先の微妙な動きも必要です。
お菓子作りは想像力と集中力が必要
またもう一つおススメなのが「お菓子作り」です。
お菓子を食べることが嫌いなお子さんは、少ないと思っています。
私も実は言うと小学生の時にお菓子作りが好きになりました。
なぜ好きになったか?と言うと、料理とは違った楽しみがあったからです。
料理はどちらかと言えば、栄養摂取のために食べますし、日常生活の延長にあります。
一方、お菓子作りは楽しみのために食べるものです。
デコレーションを考えたり、キレイに仕上げることを考える必要があるため、どちらかと言えば色彩感覚や
デザインを考えたりする想像力も身に付きます。
また、お菓子を作るには集中力がいるため集中力を養うこともできます。
お菓子で集中力?と思われるかもしれません。
ここで私の恥ずかしい例を挙げてみたいと思います。
もう十数年前になりますが、趣味を作りたいと思い初めてお菓子教室に行った時のことです。
シュークリームを作るのですが、周りの生徒さんはみんなスイスイ作れるのに、私は最後までかかってしまいました(泣)。
作るのが遅いというのもさることながら、最後まで集中力を保ち続けるという行為が私にはなかったことに気づきました。
それから何回か、このお菓子教室に通いましたが徐々に集中して仕上げることができるようになりました。
大人であっても集中力を養うことは後天的に可能です。
ということは、子どもであるならばより高い集中力を養うことは可能であると思っています。
そして、お絵かきとの一番の違いは作ったら食べられること(笑)!!
食べておいしい!と思うことは、人間にとっての根源的な喜びですし(食欲)
また家族と食べて「おいしい!また作って」と言ってもらえることは、自分のしたことが人の役に立つことができるという
何にも代えがたい喜びにもなります。
同時に、子どもの自尊心を満たすこともできるでしょう。
子どもの健康面・発達面も考えるなら糖質制限スイーツ作り
ただ、考えてみていただきたいのが普通の砂糖・小麦粉を使ったお菓子作りも確かに楽しいけど
子ども・家族の健康面・発達面にとってはプラスかと言われれば疑問が残ります。
実は、つい半年ほど前まで私も普通の砂糖・小麦粉を使ったお菓子作りをしてきました。
でもやはり大量の砂糖を使いますし、何よりも直近に行った自分の健康診断で数値が少し悪化しているところもあり、
このままのお菓子作りでいいのかな?という疑問がわいてきたのです。
悩んだ末、現在の「糖質制限スイーツ(低糖質スイーツ)」に変えることに決めました。
子どもの発達にとっても、糖質を摂りすぎることは決して好ましくありません。
現代では体を動かす機会が少なくなり、摂取した糖質を消費できないのです。
でも、甘い清涼飲料水や甘いお菓子はいつでも手に入る状況です。
塾に行く前に甘いお菓子を食べるとどうなるか??
血糖値が急激に上がる →すい臓から血糖値を下げるインスリンが大量に分泌 → 血糖値が急降下
人によっては、この血糖値の乱高下がイライラや身体的な不調を感じたりすることもあります。
そして学習にも影響が出る可能性もあります。
一方、糖質制限スイーツ(低糖質スイーツ)の場合は糖質の多い砂糖・小麦粉を極力控えて作ります。
つまり血糖値を上げるのは糖質だけですから、血糖値を上げる材料をほとんど使わず作ります。
先日、来られた小学生のお子さんを持つお母さんは
「家族の健康を考えた時に、糖質制限スイーツ作りがいいのでは!?と思ってレッスンに来ました」
と言われています。
当教室では、「親子で作れる糖質制限スイーツ作り講座」を開催しています。
砂糖・小麦粉を控えて作りますが、見た目もオシャレで味も低糖質だとは分からない味に仕上げています。
親子で作る場合は、2人で1台ケーキを作成しお持ち帰りいただけます。
10月は「カボチャのモンブランシフォンケーキ」を作ります。
親子レッスンは、10/25(日)10:30~13:00です。
ご予約はあと1組だけとなりますので、お早めにお申込みいただければと思います。
初回は特別価格で受講していただけます。
詳細は以下のリンクをご覧ください。
奈良のシュクセお菓子教室
住所:奈良県生駒郡斑鳩町興留1-8-22(最寄り駅:JR法隆寺)
電話: 090-3613-4237 (井手)
営業時間:10:00~17:00
大切な方にプレゼントできる糖質制限スイーツ講座の詳細:https://www.succes-gateau.com/