シュクセお菓子教室

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糖質制限スイーツでは米粉を使わない理由


こんにちは。講師の井手 麻美(いで まみ)です。

 

昨今、小麦粉に変わって米粉が注目されています。

 

その理由は、グルテンフリーを気にされる方や小麦粉アレルギーの方にはとても重宝される材料です。

 

同時に米粉を使ったお菓子も販売されています。

 

米粉の原材料は米なので、もともと日本人は米を好んで食べてきましたから、

味に関して申し分なく日本人が好きな味でしょう。

 

お菓子で言うなら米粉を使ったお菓子は、小麦粉ほどフワフワとした食感にはならないものの

甘味があって、もちもちした食感になります。

 

 

なぜ糖質制限スイーツでは米粉を使わないのか?

でも糖質制限スイーツでは、基本的には使わない材料です。

 

それはなぜなのか?

 

カンタンに言いますと、「米粉も糖質が高い食品だから」です。

 

では、米粉の糖質量を見てみましょう。

米粉100g中の糖質量は、約80gです。

 

つまり、約8割が糖質ということになりますので、高糖質食品となります。

 

また日本人はお米が好きなので、3食とも米を茶碗1杯食べるという方も少なくないでしょう。

 

もしかしたら、お替りもするかもしれません。

 

それにプラスして、グルテンフリーだとは言え、米粉を使った高糖質なお菓子を食べていたとしましょう。

(米粉スイーツも砂糖は使います)

 

ある調査では、一日の糖質摂取量が300gを超える人は約6割にも上るという結果が出ています。

 

知らず知らずのうちに、糖質過多な食生活になっている可能性があるので、注意が必要ですね。

 

またこれは、あまり知られていませんが米は他の作物に比べて、ヒ素濃度が高いと言われています。

 

その理由は、畑作物は土壌からのヒ素吸収量が低いのに対し、水田で作られる稲は水溶性で水に溶け込んだ

ヒ素を吸収しやすいから、と言われています。

 

しかも米のヒ素濃度に対しての基準は、日本では定められていないという現状もあります。

米に含まれるヒ素については、食べる頻度や体質などによっても影響は異なりますが、

ヒ素は、ガンや心臓疾患、神経細胞や脳にも影響があると言われています。

また妊婦さんや子どもは特に影響を受けやすいと言われています。

(決して米食を批判している訳ではないのですが、米粉は確かにグルテンフリーではあるけど、食品にはメリット・

デメリットがあるということを知っていただきたいと思います)

 

糖質制限スイーツでは何を使うのか?

では、糖質制限スイーツでは何を使うのでしょう?

 

基本的には糖質量の少ない、大豆粉やふすま粉などを使います。

 

小麦粉は糖質が高いので、基本的には使いませんが、お菓子によっては糖質量に影響がない程度使うことがあります。

なぜ糖質制限スイーツなのに少量であったとしても、小麦粉は使うことがあるのでしょう?

 

それは、味をおいしくするため・ふわふわとした良い食感を出すために補助的に使うという考え方です。

私は糖質制限スイーツこそ長く食べ続けていただきたいと考えているので、味はとても重要視しています。

だっておいしくないものは、どんなにヘルシーであっても続けられないからです。

 

ですから、糖質量に影響がない程度の小麦粉を使うことがありますが、おいしい味を提供し、長らく生徒さんに

糖質制限スイーツを愛用いただきたい。

 

心も体も喜ぶスイーツ作りを実践し続けていただきたいと考えています。

 

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