シュクセお菓子教室

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低GIデーツのメリット・デメリットと糖質制限との関係 奈良の低糖質スイーツ教室


こんにちは(^^♪
講師の井手 麻美です。
デーツ(ナツメヤシの実)は低GI(グリセミックインデックス)食品として知られています。
GIとは、食品が血糖値に与える影響を数値化したもので、低GI食品は血糖値を緩やかに上昇させる特徴があります。

デーツ(ナツメヤシの実)とは?

デーツ(ナツメヤシの実)は、ナツメヤシ(Phoenix dactylifera)の果実で、中東や北アフリカを中心に栽培されている伝統的な食品です。
デーツは古代から栄養価の高い食品として食され、現在では世界中で人気があります。
以下に、デーツについての詳細を説明します。

デーツ(ナツメヤシの実)は、健康に良い点が多く、栄養価の高い食品として知られていますが、

いくつかのデメリットもあります。以下に、デーツのメリットとデメリットをまとめます。

メリット

  1. 栄養価が高い:
    • デーツは、ビタミンB群、ビタミンK、ビタミンA、カリウム、マグネシウム、鉄、銅、マンガンなど、さまざまなビタミンやミネラルを豊富に含んでいます。
  2. 高いエネルギー源:
    • デーツは天然の糖分(フルクトース、グルコース、スクロース)が豊富で、素早くエネルギーを供給する食品として優れています。
      フルクトース、グルコース、スクロースの血糖値への影響は、それぞれの構造と代謝経路の違いにより異なります。以下にそれぞれの詳細を説明します。
    • デーツの中に含まれるフルクトースとグルコースの割合は、品種や成熟度によって多少異なるものの、一般的なデーツの成分として次のような割合が見られます。フルクトースとグルコースの割合
      フルクトース: 約50-60%
      グルコース: 約40-50%ちなみに乾燥デーツ: 100グラムあたりの総糖質量は約63-70グラムです。 このうち食物繊維を除いた純粋な糖質量は約57-64グラムとなります。

      • ★フルクトース (Fructose)
        血糖値への影響:
        フルクトースは他の糖類に比べて血糖値への影響が低いです。これはフルクトースが直接血液中に吸収されず、まず肝臓で代謝されるためです。
        フルクトースはグルコースと異なり、インスリンの分泌を刺激しません。このため、食後の急激な血糖値の上昇を引き起こさないとされています。ただし、過剰なフルクトース摂取は肝臓での脂肪合成を促進し、インスリン抵抗性や脂肪肝を引き起こす可能性があります。

        • ★グルコース (Glucose)
          血糖値への影響:
          グルコースは血糖値を直接上昇させます。消化管から吸収されると、迅速に血液中に入り、血糖値を上昇させます。
          グルコースの摂取により、膵臓からインスリンが分泌され、細胞にグルコースが取り込まれ、エネルギーとして使用されます。
          血糖値を迅速に上昇させるため、運動後のリカバリーや低血糖状態の緩和に有用です。
        • ★スクロース (Sucrose)
          血糖値への影響:
          スクロースは二糖類で、体内で消化酵素スクラーゼによってグルコースとフルクトースに分解されます。
          スクロース摂取後は、分解されたグルコースが血糖値を上昇させ、フルクトースは肝臓で代謝されます。
          このため、スクロースの摂取は血糖値を上昇させますが、純粋なグルコース摂取よりもその上昇は緩やかです。
        • 比較まとめ
          グルコースは血糖値を最も迅速にかつ直接的に上昇させます。
          フルクトースは血糖値への影響が最も低く、直接的なインスリン分泌を促しませんが、過剰摂取には注意が必要です。
        • スクロースはグルコースとフルクトースの混合であり、血糖値を上昇させますが、その効果はグルコース単独よりも緩やかです。
          各糖の血糖値への影響を理解することで、健康的な食事選択や血糖管理に役立てることができます。
  3. 食物繊維が豊富:
    • デーツには食物繊維が豊富に含まれており、消化器系の健康をサポートし、便秘の予防に役立ちます。
  4. 抗酸化作用:
    • デーツにはポリフェノールやフラボノイドなどの抗酸化物質が含まれており、細胞の損傷を防ぎ、老化や病気のリスクを減少させる効果があります。
  5. 心臓の健康をサポート:
    • カリウムやマグネシウムが豊富なデーツは、血圧を調整し、心血管系の健康を保つのに役立ちます。
  6. 炎症の抑制:
    • デーツには抗炎症作用があり、慢性炎症を軽減するのに役立ちます。

デメリット

  1. 高カロリー:
    • デーツは高カロリー食品であり、過剰に摂取すると体重増加の原因となる可能性があります。
  2. 高糖分:
    • デーツには天然の糖分が多く含まれているため、糖尿病の人や血糖値の管理が必要な人には適切な摂取量を考慮する必要があります。
  3. アレルギーのリスク:
    • 一部の人々には、デーツに対するアレルギー反応を引き起こす可能性があります。これは特に花粉症のある人に見られることがあります。
  4. 高鉛含有のリスク:
    • 一部の輸入デーツには、高鉛含有のリスクがあることが報告されています。信頼できる供給元から購入することが重要です。
  5. 保存期間が短い:
    • デーツは天然の食品であるため、保存期間が比較的短く、適切に保存しないと品質が劣化する可能性があります。

まとめ

デーツは栄養価が高く、健康に多くのメリットをもたらす食品ですが、高カロリーで高糖分でもあるため、適度な摂取が重要です。

また、アレルギーや鉛含有のリスクにも注意が必要です。健康な食生活の一部としてバランスよく取り入れることが大切です。

 

低GI食品でも食べすぎるとどうなるのか?

総炭水化物量: 低GI食品でも大量に摂取すると、総炭水化物量が増加し、結果的に血糖値が上昇します。血糖値の管理が難しくなる可能性があります。

インスリン抵抗性: 過剰な炭水化物摂取はインスリン抵抗性を引き起こし、長期的には高血糖、糖尿病のリスクを高めることがあります。

要は食べすぎは良くない、ということですね。

デーツを使用したスイーツ作りの注意点とは?

最近ではデーツを使用したスイーツ作りも注目されています。
デーツを使用しないことで、砂糖の使用量を減らせたり、砂糖不使用で作れたりといったメリットがあるからです。

砂糖は糖質約100%で、食品の中でも群を抜いて糖質が多く、血糖値を上げやすい食品です。

そんな砂糖を減らすことを目的にデーツが使われることがありますが、以下のように盲点もあります。

 

デーツを使ったスイーツが高糖質になる理由は、デーツ自体が高糖質な食品であるためです。

以下にその理由を詳細に説明します。

1. デーツの糖質含有量
高糖質食品: デーツは100グラムあたり約63-70グラムの糖質を含んでおり、そのほとんどが単糖類のフルクトースとグルコースです。

これにより、デーツ自体が非常に高糖質な食材となっています。
自然の甘味料: デーツは天然の甘味料として使用されることが多く、その甘味成分はスイーツ全体の糖質量を大幅に増加させます。

2. スイーツの特性
砂糖代替品としての使用: デーツは砂糖の代替品として使用されることが多いですが、デーツ自体も高糖質であるため、結果としてスイーツの総糖質量は高くなります。

複数の甘味料: スイーツにはデーツ以外にも、蜂蜜、メープルシロップ、砂糖などの甘味料が加えられることがあり、これらが総糖質量をさらに高めます。

はちみつの糖質量:約80%
メープルシロップの糖質量:約68%

3. 使用量
大量使用: デーツは甘味を引き出すために多量に使用されることが多く、その結果として一食分のスイーツに含まれる糖質量が非常に高くなります。
ペースト状: デーツはペースト状にして使用されることが多く、そのため多くのデーツが一度に使われ、糖質の摂取量が増えます。

4. 他の高糖質食材の併用
他の材料: スイーツには通常、小麦粉、フルーツ、チョコレートなど他の高糖質の材料が含まれます。これらが合わさることで、全体の糖質量がさらに増加します。
加糖の材料: 多くのスイーツレシピには、クリーム、ジャム、シロップなどの甘味が加わるため、糖質量が上乗せされます。

また最近注目されている大麦粉・またはオーツ粉を使用されたスイーツ作りもありますが
大麦粉・またはオーツ粉も低GI食品ではあるものの、やはり糖質量はそれなりにあるため

デーツ+大麦粉・またはオーツ粉+はちみつ又はメープルシロップ=糖質それなりに多いスイーツ

という図式になってしまうのです。

まとめ
デーツ自体が高糖質であり、スイーツの材料として多用されることから、デーツを使ったスイーツは高糖質になりやすいです。

また、他の高糖質食材との組み合わせやポーションサイズの影響もあり、結果として総糖質量が高くなります。

つまり健康的なバランスを保つためには、デーツを使用するスイーツの摂取量に注意し、適度に楽しむことが重要です。

デーツだけでなく糖アルコールを使用した低糖質スイーツ作りという選択

できることならば、ヘルシーで罪悪感のないスイーツを食べたい!と多くの方が考えておられるでしょう。
先ほども申し上げましたが、デーツを使用したスイーツも注目されていますが
血糖値・ダイエットが気になる方は、低糖質スイーツ作りという選択もあります。

低糖質スイーツは、糖質の少ないお菓子作りです。
どうしてもデーツを使用すれば、それなりに糖質の多いお菓子作りになります。

しかし当教室では、主にラカント(糖アルコール+羅漢果抽出物)という低糖質甘味料を使って低糖質スイーツ作りをしています。

ラカントは血糖値を上げない甘味料で、カロリーもゼロです。
またその他使用する粉類に関しても、糖質の低い粉(主に大豆粉)を使用します。

ただ、ラカントは砂糖とは違った特徴を持っているので、材料の特徴などもお伝えしながら
どうやったら低糖質でおいしく、オシャレな低糖質スイーツを作れるかを伝えています。

【参考動画】

当教室低糖質スイーツ・パンと市販スイーツ・パンの血糖値比較

 

低糖質スイーツ作りを成功させる3つのポイント

大切な方にプレゼントできるオシャレな低糖質スイーツ講座

 

実は講師である私自身が1年半前の健康診断で「血糖値が高め」だと言われました(泣)。

ただし、今は正常値です!

(下記画像は、当教室低糖質マドレーヌと市販マドレーヌとの血糖値比較をした結果です)

 

 

その時にもうお菓子教室はやめようか?とも思いました。

 

でもそんな時にたまたま見つけたのが「低糖質スイーツ作り」でした。

 

以前は砂糖・小麦粉を控えたお菓子はお菓子じゃない!と思っていたのですが、

実際作ってみるとおいしく、卵や乳製品も使えるので、オシャレにも仕上がりました。

 

以前からあるヘルシー系スイーツの代表であるマクロビオティックスイーツ・ロースイーツは卵・乳製品は

使えませんから、味もさることながら、見た目がどうもイマイチでした。

 

そしてマクロビオティックスイーツ・ロースイーツは、糖質の多い食材は使うため

しっかりと糖質は含んでいます。

 

一方、低糖質スイーツは見た目のオシャレさと味もコツさえ分かれば、普通のお菓子作りと遜色なく

おいしく作れるようになります。

 

そのため、プレゼント用として利用される方が多いです。

 

先述の生徒さん同様、通われる生徒さんはスイーツは楽しみたいし、「大切な人の健康のために」「自分の健康のために」通われています。

 

低糖質スイーツ作りは、まだまだ世の中に出始めて日は浅いのですが、

私は世の中の人がプレゼントとしてだけでなく、

将来のご自分の未来や健康を考えて、普通に毎日食べていただけるよう

低糖質スイーツ作りをレッスンで伝えていきたいと思っています。

 

日常生活に取り入れていただける低糖質スイーツ作りをお伝えし、

生徒さんの人生・未来が明るくなるお菓子作りを伝えていきたいと思っています。

 

しつこい勧誘はしておりませんので、安心して受講できます。

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奈良のシュクセお菓子教室

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大切な方にプレゼントできる糖質制限スイーツ講座の詳細:https://www.succes-gateau.com/

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