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砂糖、ラカント、ステビア、シュガーカットゼロ、パルスイートの特徴の違いとは?奈良の低糖質ケーキ教室


こんにちは。
講師の井手 麻美です。

よく生徒さんから聞かれるのが、砂糖・ラカントはじめ他の低糖質甘味料の特徴が分からないので

自分に合うものを選ぶことが難しいとおっしゃいます。

なぜ選ぶのが難しいのかと言えば、それぞれの特徴が分からないので選びようがない
というのが正直なところでしょう。

もう一つ付け加えるならば、用途によっても選び方が違ってくる可能性があります。

この甘味料情報は正直言って、あまり大々的に言いたくないところです。
なぜならこの特徴を知るのに、私は何年間も費やしているからです。

でも世の中の困っている方にこの情報が届き、お役に立てればと思い今回ブログを書くことにしました。

【参考記事】

グラニュー糖、はちみつ、デーツ、甘麹、ラカントどれが太りやすく血糖値を上げやすい? 奈良の低糖質ケーキ教室

砂糖、ラカント、ステビア、シュガーカットゼロ、パルスイートの特徴の違いとは?

 

砂糖や代替甘味料には、それぞれ特徴や使い方が異なります。以下に、それぞれの特徴をまとめました。

1. 砂糖
主成分: ショ糖
カロリー: 高い(約4kcal/g)
甘さ: 基準
特徴: 天然の甘味料で、料理やお菓子作りに広く使われる。

保存性を高める効果や、発酵の促進にも役立つ。

2. ラカント
主成分: エリスリトールと羅漢果エキス(人工甘味料不使用)
カロリー: ほぼゼロ
甘さ: 砂糖と同じ甘さ
特徴: 血糖値に影響を与えない。自然由来で、カロリーを控えたい方に適している。

加熱しても甘さが変わらないため、料理やお菓子作りにも使用可能。

3. ステビア
主成分: ステビオール配糖体
カロリー: ほぼゼロ
甘さ: 砂糖の約200~300倍
特徴: 天然由来の甘味料で、カロリーや血糖値に影響を与えない。(人工甘味料不使用)

非常に甘いので、少量で済む。後味に少し苦味があるので、用途を知って正しく使う必要がある。

日本で販売されているステビアを使った低糖質甘味料が販売されている物のほとんどが

ステビアとエリスリトールを使った物。

100%ステビア使用の物は海外製品のものとなる。

4. シュガーカットゼロ
主成分: エリスリトール、スクラロース
カロリー: ゼロ
甘さ: 砂糖の約2倍
特徴: カロリーゼロで血糖値に影響を与えない。料理や飲み物に幅広く利用できる。熱に強い。
(人工甘味料使用している)

5. パルスイート
主成分: アスパルテーム、エリスリトール
カロリー: ゼロ
甘さ: 砂糖の約2倍
特徴: 低カロリーの甘味料で、料理や飲み物の甘味付けに適している。

熱に強く、カロリー制限やダイエットをする人に向いている。
これらの甘味料は、砂糖に比べてカロリーが低いかゼロであり、ダイエットや血糖値管理を行う人々にとって、健康的な選択肢です。(人工甘味料使用している)

 

【参考記事】

グラニュー糖とラカントを代用する時に注意する点とは?低糖質スイーツ作り

チェックポイント:人工甘味料不使用・人工甘味料が入っている物

ではまず、人工甘味料不使用・人工甘味料使用している物に分けてみました。

 

人工甘味料不使用の甘味料:砂糖・ラカント・ステビアを使った甘味料

人工甘味料使用の甘味料:シュガーカットゼロ、パルスイート

人工甘味料は害があるのか?様々な論争はずっと続いています。

まだまだ人工甘味料については、使用され始めて歴史が浅いので分かっていないことも多いようです。

 

以下に、人工甘味料の潜在的な懸念点をまとめました。

 

味覚への影響: 人工甘味料は天然の糖よりもはるかに強い甘味を持つことが多いため、

長期的な使用で味覚が変化し、自然の甘さへの感受性が鈍る可能性があります。

 

代謝への影響: いくつかの研究では、人工甘味料が体内でインスリンの分泌を刺激する可能性が示唆されています。

これが長期的に血糖値や体重管理に影響を及ぼす可能性があるとの指摘があります。

 

腸内細菌への影響: 人工甘味料が腸内細菌叢に影響を与える可能性が研究で示唆されています。

腸内細菌のバランスが崩れると、消化器官の健康や免疫機能に影響を及ぼす可能性があります。

 

過剰摂取による健康リスク: 一部の人工甘味料は、過剰摂取すると下痢や腹痛を引き起こすことがあります。

長期的な安全性の不確実性: 人工甘味料の長期的な影響については、完全には明らかになっていない部分もあります。

一部の研究では、がんや神経系への影響を懸念する声もありますが、明確な因果関係はまだ確立されていません。

心理的影響: 人工甘味料を使用しているからといって、カロリー摂取を控えている安心感から、

他の食物のカロリー摂取量が増えるという「代償行動」が報告されています。

 

また、新しい研究が進むにつれて、人工甘味料の健康影響に関する理解も深まる可能性がありますので、常に最新の情報を確認することが重要です。

【参考記事】

黒糖と甜菜糖は健康にはいいですか?というご質問について 奈良の低糖質スイーツ・パン教室

天然の甘味料砂糖なら大丈夫!?

では昔から使われてきた砂糖はどうなんでしょうか?

確かに砂糖は天然の甘味料ですから人工甘味料ではありません。

でも天然=安心とも限らないのです。

砂糖は私たちの身近にある食品によく使われています。
例えばお菓子・パン・加工食品・加工された調味料などにも必ずと言っていいほど入っています。
ということは、知らず知らずのうちに取り過ぎてしまう可能性があります。

では砂糖を摂り過ぎた場合、どういった健康リスクがあるのでしょうか?

 

肥満: 砂糖は栄養価が低い「空のカロリー」と言われます。過剰に摂取すると、体重増加や肥満のリスクが高まります。

2型糖尿病: 長期的な砂糖の過剰摂取は、インスリン抵抗性を引き起こし、2型糖尿病のリスクを高めます。

心臓病: 砂糖の多い食事は、血中の悪玉コレステロール(LDL)や中性脂肪の増加につながり、

心血管疾患のリスクを高める可能性があります。

 

虫歯: 砂糖は、口腔内の細菌が酸を生成するためのエネルギー源となり、虫歯の原因となります。

 

肝疾患: 砂糖に含まれるフルクトースは、過剰摂取すると肝臓に脂肪が蓄積し、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)のリスクを高めます。

高血圧: 過剰な砂糖摂取は血圧を上昇させ、心臓に負担をかけることがあります。

炎症: 砂糖は体内の炎症反応を促進する可能性があり、慢性的な炎症はさまざまな疾患の原因となります。

栄養の偏り: 砂糖を多く含む食品は一般的に栄養価が低く、それらに置き換えると必要な栄養素の摂取が不足する可能性があります。

これらのリスクを軽減するために、砂糖の摂取量を適度に抑え、栄養バランスの良い食事を心がけることが重要です。

チェックポイント:甘味度

砂糖を基準に甘味度を考えてみました。

砂糖と同じ甘さ=ラカント
砂糖よりも甘味度が強い=パルスイート、シュガーカットゼロ、ステビア

例えば料理を作るとしましょう。
砂糖と同じ甘さなら、同量でOKです。

でも砂糖より甘味度が強ければ、量を調節する必要があります。

またお菓子・パンを作るとしましょう。
まず熱に強い甘味料なのか確認された方がいいです。
そして砂糖と同じ甘さならば、基本的に同量で置き換えは可能です。
もし甘味度が強ければ、量を調節する必要があります。

お菓子・パン作りから見た甘味料の特徴

お菓子・パン作りに一番便利なのが、やはり砂糖です。
安いですし、例えばスポンジ生地を作る際にも泡立ちを良くしてくれるのでフワフワとした食感の生地が

できあがります。

でも問題点は、健康への害でしょう。

摂取しすぎると先述の通り、健康へのリスクが高まります。

特にお菓子・パンは食品の中でも、一番糖質の多い食品です。

他の食品にも砂糖は使われているので、現代人は摂取しすぎています。

人工甘味料は使われていますが、パルスイートは砂糖に近い甘さだと言われています。

ではお菓子・パンにも使えて、人工甘味料不使用の甘味料はどれでしょうか?

それはラカントになります。

(当教室ではラカントを主に使用しますが、よりおいしく仕上げるために他の人工甘味料不使用の甘味料も併せて使用します)

でもよく当教室に来られる生徒さんは、ラカントでお菓子・パンを作ったけどうまくできない!
と困って当教室に来られます。

そんな方を日々見てきて思ったのが、

「良い甘味料なんだけど、使い方をみんな知らない」
ということです。

詳しくお伝えすると、「そういうことだったのか」と納得して帰られます。
そして、当教室でラカントの使用方法をお菓子・パン作りで実践するうちに

おいしい低糖質お菓子・パンが失敗なく作れるようになっていくのです。

【参考資料】

グラニュー糖、はちみつ、デーツ、甘麹、ラカントどれが太りやすく血糖値を上げやすい? 奈良の低糖質ケーキ教室

低糖質スイーツ作りのレシピ本にも書いていないこと

まず生徒さんの低糖質お菓子作りで失敗されている原因は、先ほども言いましたが

ラカントと砂糖の特徴の違いにあります。

 

特に失敗しやすいのがふくらませるお菓子→スポンジケーキ・シフォンなどです。

ふくらまない!

食べるとジャリジャリする。

が多いようです。

 

ふくらまない!

→この対策は、卵の泡立て不足にあるのと、ラカントは砂糖ほど液体にとけにくいので

しっかりと溶かす必要があります。

 

たとえば、シフォンケーキを作るならメレンゲを立てる必要があります。

グラニュー糖(砂糖)を使う時ならば、何回かに分けてグラニュー糖を入れてキメの細かい・しっかりとしたメレンゲに

する必要があります。

 

一方、ラカントでメレンゲを立てる際は始めから全量ラカントを投入しないと、とけずに残ってしまうのです。

ここかなり重要なポイントです!

だからここでしっかりラカントを溶かしておかないと、食べるときにジャリジャリするのです。

 

砂糖は卵の泡立てを安定させる作用があるのですが、ラカントにその働きが弱いため、

砂糖を使った時とは違う感じに卵が泡立つのです。

砂糖で泡立てた卵はしっかりとコシのある感じに泡立ちますが、

ラカントで泡立てると軽い感じで仕上がります。

 

そしてラカントで卵を泡立てると、砂糖の時よりも泡立てに時間がかかります。

 

砂糖と同じ感覚で作ると、卵がなかなか泡立たず、こんな感じでいいかな~!?と思って

まだ十分に泡立っていないのにやめてしまうのだと思います。

 

その結果、スポンジケーキを焼いた時にふくらない!という感じになるのです。

 

先ほども言いましたがラカントは砂糖と同じ甘さがあります。

でも砂糖とは違った特徴があるので、特徴を知る必要があります。

【参考資料】

グラニュー糖とラカントを代用する時に注意する点とは?低糖質スイーツ作り

 

1人でも多くの人に低糖質スイーツ・パンを広めるために

今回の情報は、私が何年も費やしてまとめてきた情報です。
教室運営という点で言えば、内緒にした方が私にはハッキリ言って得があります。

でも今回公開した理由は、一人でもこの情報を元に正しく甘味料を選んで欲しい
そして低糖質甘味料を知って頂いて、おいしい低糖質スイーツ・パンを一人でも多くの人に
役立てて頂きたいからです。

そして、おいしい低糖質スイーツ・パンを食べながらガマンすることも不要で健康で幸せな
未来を送る人が増えることを切に願っているからです。

この思いに賛同してくださる方がいればうれしいです。

【参考資料】

黒糖と甜菜糖は健康にはいいですか?というご質問について 奈良の低糖質スイーツ・パン教室

自分で低糖質スイーツ・パンを作る自信がない方へ

自分で低糖質スイーツ・パンが作れる方はいいのですが
作ったけど低糖質スイーツ・パン作りがうまくできないという方もいると思います。

そういった方には100%失敗なくおいしい低糖質スイーツ・パンを作れる方法があります。
当教室では確実に失敗なく作れる方法をレッスンで伝えています。

何度も何度も失敗すると、人はやる気がなくなってしまいます。
そうなる前にご相談ください。

レッスンの詳細は以下よりご覧ください。

https://succes-gateau.com/

 

【当教室低糖質スイーツ・パンと市販スイーツ・パンの血糖値比較動画】

 

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