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デスクワークの人の1日での理想的な糖質摂取量とは?ゆるやかな糖質制限食


こんにちは!
講師の井手 麻美です。

デスクワークがお仕事のような運動をしない人でも、おいしいスイーツやパンを食べたい方へ。

朗報があります!

それは「低糖質スイーツ・パンを食べる」という方法です。

糖質制限(低糖質)と言えば、そこまでする必要あるの?
糖質を制限したら健康に影響があるのでは?

という考えをお持ちの方もいるかもしれません。

確かに糖質は三大栄養素の一つですから、適量は摂取する必要があります。

ただ現代の飽食の時代では、運動不足・仕事がデスクワークだと普通に食べているだけで
理想的な糖質摂取量を超えてしまいます。

大切なことなので再度申し上げると、たんぱく質・脂質・炭水化物(糖質含む)の三大栄養素だからと言って、摂取しすぎは良くありません。

特に糖質に関しては、昨今のコンビニ・スーパーが夜遅くまで営業しているのもあり便利ではありますが、ちょっとジュースを買おう・お菓子を買おうと思うといつでも手に入ります。

たんぱく質・脂質の摂りすぎは、消化が糖質と比較して遅いので満腹感が得やすく
普通の胃袋の方が余程のことでないと摂りすぎにはならないと思います。

消化が遅い=満腹感が得やすく満腹感が続くのです。

対して糖質(例えば米・小麦・砂糖など)は、エネルギー源になりやすいという利点はあるものの
消化が早いため、すぐにまたお腹が減ってくるというデメリットがあります。
だから食べ過ぎてしまう可能性があるのです。

そして糖質の多い食べ物は、安くてすぐ手に入りやすいのでついつい食べ過ぎてしまう可能性もあります。

低糖質スイーツ・パンを食べるという方法があります。

デスクワークで運動もしないけど、みんな不健康になりたいとは思っていません。
でもおいしい食べ物も食べたい!!

でも例えば運動を毎日〜週数回取り組むというのは、けっこうハードルが高くなります。
しかも大事なことなので言いますと、毎日〜週数回取り組む必要がある上に必ず継続する必要があります。
(例:ジムに行く・スイミングをする・ウォーキングをするなど)

新たな習慣を取り入れるには、その壁である手間・心理的障壁・経済的な面を乗り越える必要があり、継続する必要があるからです。
やめると元に戻るの分かりますよね!?

つまり大切なことは、今までの生活習慣を変えず、新しい習慣を取り入れるのではなく
単に今ある物を何かに取り替えるだけで、状況が好転する場合があります。

今までの食事療法には、ガマン・根性が必要とされました。
食事療法の難点は続けるのが難しい点です。

なぜ続けられないかと言えば、おいしい物を食べることができなくなるからです。
ホメオスタシスといって、人間の体は元の状態に戻そうという働きをするから
ホメオスタシスには努力・根性で立ち向かうのはまず無理だと言えます。

じゃあどうすればいいかと言えば、ガマン・根性が不要の食生活を選ぶことが重要です。
そんな上手い方法はあるの?と思われるかもしれませんが、あります。

それが低糖質スイーツ・パンを食べることです。

もともと糖質摂取過多になっている大きな理由として、市販のお菓子・パンを食べることが結構大きな理由です。

市販のお菓子・パンの糖質摂取量を挙げてみると平均的には

パン(菓子パン1個):1個あたり約40〜60g
お菓子(クッキーやチョコ):1日50g食べた場合約30〜40g
合計100gもの糖質量をお菓子・パンから摂取しています。

じゃあこの100gを低糖質スイーツ・パンに代えてみるとします。

低糖質スイーツ糖質量:5g
低糖質パン糖質量:8g

そうすると1日に87gもの糖質量を減らすことが可能だからです。
つまり糖質の断捨離ですね。

低糖質スイーツ・パンはおいしくない・見た目が微妙ではという方へ

私は低糖質スイーツ・パン教室の講師ですから、新しい生徒さんが来られた時に聞くことがあります。
低糖質スイーツ・パンに対してどういったイメージも持っているかを聞きます。

そうすると、ほとんどの方が
「おいしくないのでは?」
「見た目が微妙では?」
「コンビニ・スーパーの低糖質スイーツ・パンを買ったことがあるけど、おいしくなかった」
と言われます。

そんなことはありません。

下記画像は当教室で作れる低糖質スイーツ・パンの一例です。おいしいし、見た目もこんなに良いのです。

【糖質約70%オフ!いちごのモンブランロールケーキ】

【糖質70%オフ!カボチャのモンブランシフォンケーキ】

【糖質約83%オフ!オレンジのシャルロット】

【糖質約91%オフ!白黒ごまベーグルパン】

あなたが今食べているパンとスイーツを低糖質スイーツ・パン変えるだけで、カンタンに糖質摂取を減らすことができる方法が書かれてあります

運動しないデスクワークの人の平均的な糖質摂取量とは?

一例として運動しないデスクワークの人が摂取している平均的な糖質量を挙げてみました。

間違えないで頂きたいのは、※理想的な糖質摂取量ではなく、一般的に現在日本人が摂取している糖質量が以下になります。

(1)運動しないデスクワークの人の 1日の糖質摂取量例

  • 白米(150g/1膳 × 3食):150g × 3膳 × 約37g(糖質量) = 111g
  • おかず(煮物、揚げ物、和え物など):約10〜15g(1食あたり)× 3食 = 30〜45g
  • パン(菓子パン1個):1個あたり約40〜60g
  • お菓子(クッキーやチョコ):1日50g食べた場合約30〜40g

合計: 211〜256g(平均約230g)


2. 健康のための推奨糖質摂取量

(1) 目標値の考え方

  • 日本人の食事摂取基準では、糖質は総エネルギーの約50〜65%が目安。
  • 1日の消費カロリーが2,000kcalの場合、糖質の摂取量は250〜325gが推奨範囲ですが、運動しないデスクワークの場合、これでは多すぎる可能性があります。気を付ける必要があるのは推奨糖質量と健康を維持するための糖質摂取量は違う!ということです。

(2) 低糖質食を取り入れた目安

  • 健康の維持・血糖コントロールを意識するなら、100〜150g/日に減らすのが良いでしょう。これにより血糖値の急上昇を防ぎ、余分なエネルギーの蓄積を抑えられます。

3. 低糖質に抑えた食事の例

以下、1日の糖質を120g程度に抑えた例を示します。

(1) 朝食

  • パン代替:低糖質パン(糖質5g/枚) × 2枚 = 10g
  • 具材:ゆで卵 × 2個(糖質0.5g)、アボカドスライス(糖質1g)
  • ドリンク:無糖コーヒー(糖質0g)

合計:11.5g

(2) 昼食

  • 主食代替:こんにゃく麺のサラダ(糖質5g/1パック)
  • トッピング:鶏むね肉のグリル(糖質0g)、野菜(トマト・レタスなど、糖質5g)
  • ドレッシング:低糖質ドレッシング(糖質2g)

合計:12g

(3) おやつ

  • 低糖質お菓子:エリスリトール使用のチョコ(糖質5g以下) × 2個
  • ナッツ:素焼きアーモンド(糖質1g)

合計:6g

(4) 夕食

  • 主食代替:低糖質ライス(糖質5g/1食分)
  • おかず:焼き魚(糖質0g)、ほうれん草のおひたし(糖質2g)、味噌汁(糖質3g)

合計:10g

食事全体で糖質は100〜150g/日に抑えながら、バランスよくたんぱく質や脂質を摂ることを心がけましょう。

糖質の摂取しすぎると、どのような病気になりやすい?

じゃあ具体的に糖質を摂取しすぎると、一般的にどのような病気になる可能性があるのでしょうか?

1. 糖尿病
原因:糖質過剰摂取により、血糖値が頻繁に上昇すると、インスリン(血糖値を下げるホルモン)の働きが鈍くなり、インスリン抵抗性が発生します。
結果:糖尿病(特に2型糖尿病)のリスクが高まります。

2. 肥満
原因:糖質を過剰摂取すると、余ったエネルギーが脂肪として体内に蓄積されます。
結果:体重が増え、肥満が進行。肥満は他の病気(高血圧、脂肪肝、心血管疾患など)のリスク要因となります。

3. 脂肪肝
原因:糖質の過剰摂取は肝臓での脂肪合成を促進し、中性脂肪が蓄積します。
結果:非アルコール性脂肪肝炎(NASH)に進行する場合があります。

4. 心血管疾患
原因:糖質過剰摂取により中性脂肪や「悪玉(LDL)コレステロール」が増加し、動脈硬化が進行。
結果:心筋梗塞や脳卒中などのリスクが高まります。

5. 高血圧
原因:過剰な糖質摂取は体重増加やインスリン抵抗性を引き起こし、これが血圧上昇に影響します。
結果:慢性的な高血圧に発展する可能性があります。

6. 虫歯
原因:糖質が口内の細菌のエサとなり、酸を産生。歯のエナメル質が溶かされます。
結果:虫歯や歯周病のリスクが高まります。

7. がんリスクの増加
原因:糖質過剰摂取による慢性的な高インスリン血症は、一部のがん(乳がん、大腸がん、膵臓がんなど)と関連があるとされています。
結果:細胞の異常増殖や炎症を助長する可能性があります。

8. 代謝症候群
原因:糖質摂取過多により、血圧上昇、血糖値異常、高中性脂肪血症、内臓脂肪蓄積などが進行。
結果:心血管疾患や糖尿病のリスクが著しく上昇します。

9. 慢性炎症
原因:糖質の過剰摂取は慢性炎症の原因物質を増加させることがあります。
結果:関節炎、アレルギー疾患、自己免疫疾患などの悪化に関与します。

10. 老化の加速
原因:糖質過剰は「糖化反応」(タンパク質や脂質と糖が結合する反応)を促進します。
結果:肌のシワやたるみ、内臓機能の低下、全身的な老化が加速します。

予防のためのポイント
適切な糖質摂取:1日の糖質を100〜150g程度に調整。
血糖値を急上昇させない食べ方:食物繊維やたんぱく質と一緒に摂取。

適度な運動:血糖値や体脂肪のコントロールに有効。
糖質の摂取量をコントロールすることで、これらのリスクを大幅に低下させることが可能です。

 

実は病気にはインスリン分泌が関係している

じゃあもう一歩踏み込んで、なぜ先述のような病気になりやすくなるのでしょうか?
糖質の摂りすぎが以下の病気を引き起こすリスクを高める理由と、そのメカニズムを説明します。

実はそれにはインスリン分泌が大きく関係しています。

1. 糖尿病(2型糖尿病)
メカニズム
糖質過剰摂取→血糖値の急上昇
糖質を多く摂取すると、血糖値が急激に上昇します。

これに対応するため、膵臓からインスリンが大量に分泌されます。

インスリン抵抗性の形成
長期間にわたり高インスリン状態(高インスリン血症)が続くと、細胞がインスリンの作用に鈍感になり(インスリン抵抗性)、血糖値を正常に下げられなくなります。

膵臓の負担→インスリン分泌能力低下
インスリン分泌が過剰に求められる状態が続くと、膵臓のβ細胞が疲弊して機能低下を引き起こします。

結果、血糖値がコントロールできなくなり、糖尿病に進行します。

2. 脂肪肝・メタボリックシンドローム
メカニズム
過剰な糖質→中性脂肪に変換
糖質は肝臓で代謝され、一部は即座にエネルギーとして使われますが、余剰分は**脂肪(トリグリセリド)**に変換されて肝臓に蓄積されます(脂肪肝)。

脂肪細胞の増加→肥満
肝臓から血中に放出された中性脂肪は脂肪細胞に取り込まれ、肥満を引き起こします。

これがインスリン抵抗性をさらに悪化させ、メタボリックシンドロームの原因となります。

3. 心血管疾患
メカニズム
糖質過剰→慢性炎症の亢進
糖質過多は脂肪蓄積を促進し、脂肪細胞から炎症性サイトカインが放出され、慢性炎症を引き起こします。

高血糖→血管へのダメージ
血糖値が高い状態が続くと、血管内皮がダメージを受け(酸化ストレスや糖化作用)、動脈硬化を招きます。

高インスリン血症→血圧上昇
インスリンは腎臓でのナトリウム再吸収を促進し、血圧を上げる要因になります。これが心血管疾患リスクをさらに高めます。

4. がん
メカニズム
高血糖→がん細胞のエネルギー供給
がん細胞は正常細胞よりもグルコースを多く必要とします(ワールブルク効果)。

血糖値が高い環境ではがん細胞が増殖しやすくなります。

高インスリン→がん促進因子
インスリンは細胞の成長を促す作用があり、がん細胞の成長も促進すると考えられています。

また、インスリン様成長因子-1(IGF-1)もがん細胞の増殖を助けます。

5. 認知症(アルツハイマー型認知症)
メカニズム
インスリン抵抗性→脳のエネルギー代謝異常
インスリンは脳内でも重要な役割を果たしていますが、インスリン抵抗性が進むと脳内でのグルコース代謝が低下します。

これがアルツハイマー病のリスクを高めるとされています。

血糖値の変動→神経への悪影響
血糖値の急激な変動や高血糖状態は神経細胞にダメージを与え、神経炎症を引き起こします。

まとめ:糖質制限の重要性
糖質過剰摂取は、インスリン分泌やその抵抗性に関連して多くの病気のリスクを高めます。そのため、適度な糖質制限を行い、血糖値とインスリンの急上昇を防ぐことが健康維持の鍵です。

インスリンは唯一血糖値を下げるホルモン

人間の体には、血糖値を上げるホルモンが複数存在します(例:グルカゴン、アドレナリン、コルチゾールなど)。
これは、血糖値が低くなると生命維持に関わるため、複数の仕組みで血糖値を上げるよう設計されています。

一方で、血糖値が高くなりすぎるのを抑えるホルモンはインスリンだけです。

これは、血糖値が高い状態は短期的には身体に害を与えないと考えられており、長期間続いた場合にのみ問題となるためです。

だからインスリンの効きが悪くなってしまったり、分泌が少なくなってしまうとその他に
血糖値を下げるホルモンはないので、かなり気を付ける必要があるのです。

お菓子・パンを頻繁に食べることで、血糖値が何度も上昇し、インスリン分泌が絶え間なく求められます。
かつては1日3食が基本でしたが、現代では1日5~6回に分けて食べる人も多く、膵臓は休む暇がありません⤵

じゃあデスクワークの人でも運動すれはいいのでは?という方へ

確かに今までの食生活を変えず、運動をプラスすれば摂取した糖質を消費できるのは事実です。

確かに運動は健康維持や血糖値の管理に重要な役割を果たしますが、糖質摂取過多の問題を完全には解決できません。

以下に、運動だけでは不十分な理由と、食事療法を加える必要性を詳しく説明します。

1. 運動だけでは血糖値を安定させられない理由
(1) 運動の効果には限界がある
運動は筋肉が糖をエネルギーとして消費するため、血糖値を一時的に下げる効果があります。

しかし、消費されるエネルギー量は運動の強度と時間に依存します。
例:1時間のウォーキングでは約200kcal(糖質50gに相当)しか消費できません。一方で、高糖質の食事を摂ると簡単に100g以上の糖質が体内に取り込まれます。
結果的に、運動だけでは余剰な糖を完全に消費しきれないことが多いです。

(2) 過剰な糖質は脂肪として蓄積
運動で使い切れなかった糖質は、中性脂肪として脂肪細胞に蓄えられます。

これは肥満や脂肪肝の原因となり、メタボリックシンドロームやインスリン抵抗性を悪化させます。

(3) 血糖値の急上昇を防げない
高糖質の食事を摂ると、血糖値が急激に上昇します。

この状態では膵臓が大量のインスリンを分泌し、結果的にインスリン抵抗性を引き起こします。
運動は血糖値の調整をサポートしますが、食後の急激な血糖値上昇(スパイク)を抑えるには食事内容の改善が不可欠です。

2. 食事療法の重要性
(1) 血糖値のコントロールが可能
低糖質や低GI食品を選ぶことで、血糖値の急上昇を防ぎ、インスリン分泌量を減らすことができます。
食事療法は、血糖値の基礎的な安定化を図るための最初の防御策です。

(2) 膵臓への負担を軽減
糖質摂取を制限することで、インスリンの過剰分泌を抑え、膵臓のβ細胞への負担を減らせます。これにより、糖尿病の進行を防ぐことができます。

(3) 脂肪蓄積を抑える
適度な糖質制限をすることで、脂肪として蓄積される余剰エネルギーを減らし、肥満や脂肪肝のリスクを低下させます。

(4) 長期的な健康維持
運動だけでなく食事を改善することで、血糖値や脂肪のコントロールが効率的になり、心血管疾患やがん、認知症などの病気のリスクを総合的に低下させます。

3. 運動と食事療法の相乗効果
運動がサポートすること
筋肉を増やし、インスリン感受性を高める(インスリンが効きやすい体質にする)。
血中の糖を効率よくエネルギーとして消費する。
食事療法がサポートすること
運動中や運動後の血糖値の急上昇を抑える。
運動で燃焼しきれない余剰な糖や脂肪の蓄積を防ぐ。

結論:運動と食事療法は互いを補完する関係です。どちらか一方だけではなく、両方を組み合わせることで、血糖値や体重、健康全般を効果的にコントロールできます。

元はと言えば糖質摂取が多いのが大きな全ての原因であるため、元の食生活の改善をしないと
運動をしても効果は少ないと言えます。

 

あなたが今食べているパンとスイーツを低糖質スイーツ・パン変えるだけで、カンタンに糖質摂取を減らすことができる方法が書かれてあります

 

 

 

 

シュクセお菓子・パン教室

住所:奈良県生駒郡斑鳩町興留1-8-22(最寄り駅:JR法隆寺)

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