こんにちは。 講師の井手 麻美(いで まみ)です。
どんな世界にも厳しいものと、ゆるいものがあります。
同様に糖質制限食の世界もそうです。
厳しい糖質制限・ゆるい糖質制限もあります。
私は、ゆるい糖質制限がいいと考えています。
その理由をお話しします。
厳しい糖質制限とゆるい糖質制限
厳しい糖質制限として知られているのが、「アトキンスダイエット」です。
アトキンスダイエットの考案者であるアトキンス先生は、とにかく食事の糖質量が低ければ低いほど効果があるという
考え方です。
特に初期は、かなり厳しい糖質制限をします。
糖質量で言えば、一食の糖質量を7g以内、一日で20g以内に抑えます。
これがずっとではなく、その後一食20g以内に抑える食事に移行します。
私のおよその一日の糖質摂取量の上限が約210gなので、いかに厳しいものなのか分かって頂けると思います。
またお茶碗一杯のご飯の糖質量が55gなので、ご飯を食べることなんか、このダイエットでは許されませんね(笑)
アトキンスダイエットが一般の人にとって、実行可能かどうか考えてみて欲しいです。
またアトキンスダイエットで、まれではあるものの、ケトン体が極端に増えてケトアシドーシスという危険な病気に
なる危険性もあります。
※1 「ケトン体とは、脂肪を分解して得られる物質で、人体にとって栄養源ともなる。
また極端な飢餓状態などでは、ケトン体が増加することが知られている。」
先ほど述べたケトアシドーシスという病気は、まれにアトキンスダイエットで起こることが報告されているそうです。
ケトアシドーシスと混同されやすいのが、「ケトーシス」があります。
「ケトーシス」とは、糖質制限などで体内のケトン体が増えた状態で、これは生理的な現象で
問題にはならないものです。
名前が似ているので、混同しないようにしてください。
ブログでも何度もお話ししていますが、そんな良い食事法であっても続けられないと意味がないのです。
あまりにも厳しいもので、ストレスがたまったり、食事がおいしくなかったり、、という方法は続けるのを難しくさせます。
食事は栄養摂取だけでなく、おいしく食べられることは毎日のモチベーションアップにもなります。
でも、食事法はやめれば体は元に戻ります。
ですから急激な結果が出ることよりも、ゆっくりでいいから結果が出る、そのような方法がいいのではないでしょうか?
北里研究所病院・糖尿病センター長の山田 悟先生も「ゆるい糖質制限」を提唱されています。
これなら、主食もある程度楽しめるレベルの糖質制限で、場合によっては糖質制限スイーツであれば、
スイーツも楽しめるというものです。
ムリなく、今の食事スタイルをできるだけ大きく変えず、時々自分へのご褒美に糖質制限スイーツを使って
おいしく、楽しい毎日を送っていただきたいと考えています。
でもご褒美に砂糖・小麦粉のたくさん入ったスイーツをご褒美に食べてしまうと、
ダイエットや健康には逆効果です。
その点、糖質制限スイーツならダイエットや健康という、目標達成を助ける強力なアイテムになります。
ご褒美もない、修業のような毎日なんか楽しくないですもんね。
心も満たしながら、あなたの目標達成のためにも糖質制限スイーツ作りを身に付けてみませんか?
詳しくは、下記リンクをご覧ください。
【参考文献】
糖質制限食のススメ 山田 悟著
※1 p151から引用
奈良のシュクセお菓子教室
住所:奈良県生駒郡斑鳩町興留1-8-22(最寄り駅:JR法隆寺)
電話: 090-3613-4237 (井手)
営業時間:10:00~17:00
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