こんにちは。
講師の井手 麻美(いで まみ)です。
今日はホルモンバランスと糖質の摂りすぎについてお話しします。
糖質の多い食べ物の代表といえば、砂糖・小麦粉を使った糖質の多いスイーツがまず浮かんできます。
糖質の多いスイーツは、繰り返しブログでもお伝えしてきましたが、血糖値を上げ太るお菓子です。
このことは、はっきり言ってみなさん周知の事実ですね。
でも今日はもう一歩踏み込んだお話しです。
それは私たちの体にとって、とても大切なホルモンとの関わりがあるのです。
ホルモンバランスが乱れると私たちの体は、正常な機能を失っていまいます。
では糖質の多いスイーツがなぜホルモンバランスの乱れを引き起こすのかをお話ししていきます。
副腎とは?
ウィキペディア(Wikipedia)によると
「副腎(ふくじん、ラテン語: Glandula suprarenalis, 英語: Adrenal gland)は、哺乳類などに存在する内分泌器の1つである。
腎臓の傍に位置することから、この名があり、腎上体(じんじょうたい)とも呼ばれる。
副腎は2層構造をしており、内側を副腎髄質と呼び、外側を副腎皮質と呼ぶ。
このように臓器の形態で見ると副腎髄質は副腎皮質に包まれているものの、発生学的に見ると、副腎髄質は外胚葉由来であるのに対して、副腎皮質は中胚葉由来である
。すなわち、副腎髄質と副腎皮質とには、発生学的に直接の関連性を持たない。
副腎皮質からは、コレステロールを原料に多種のステロイドホルモンが分泌される。
それらのホルモンをまとめて副腎皮質ホルモンと総称する。
副腎皮質ホルモンは、その機能から大きく3つに分類される。
体内での糖の蓄積と利用を制御する糖質コルチコイド、無機イオンなどの電解質バランスを調節する鉱質コルチコイド、
そして生殖機能に関与する性ホルモン、特にアンドロゲンである。
副腎髄質からは、カテコールアミンであるアドレナリン、ノルアドレナリンが分泌され、体のストレス反応などの調節を行っている。」
とあります。
実は現代で一番酷使されている臓器は、副腎だとも言われています。
その理由は、ストレスが多かったり、食生活が副腎に負担がかかるものだったりするからなんです。
副腎はとても小さい臓器なんですが、上記のように私たちが生きていく上で、なくてはならない働きをしています。
砂糖の摂りすぎは副腎を疲れさせる
先ほど現代の食生活が副腎の負担になると言いましたが、その理由はなんなのでしょう?
その一つが、普通の砂糖・小麦粉を使った糖質の多いスイーツやパンなどの糖質の多い食べ物なんです。
ではなぜ、糖質の多い食べ物が副腎を疲れさせるのかといえば、
糖質の多い食べ物は血糖値の乱高下を引き起こし、副腎に負担をかけます。
副腎疲労の方は低血糖を起こしやすく、そのため甘いものが欲しくなります。
しかし、砂糖は急激に血糖値を上げるので、膵臓が反応して血糖値を下げる「インスリン」というホルモンを大量に分泌するため、
反動で血糖値が急降下します。
血糖値が下がれば、副腎が即座に反応し「アドレナリン」という血糖値をあげるホルモンを出します。
この血糖値の乱高下が副腎を疲れさせる理由です。
また疲弊し続けると副腎の機能が低下していく可能性があります。
先ほどは「パン」も糖質が多いと言いました。
一般的にスイーツは砂糖が使われていることは皆さんご存じです。
ではパンはスイーツに比べたら低糖質では?
と思われる方もいるでしょう。
しかしパンの原材料は、大部分が小麦粉です。
実は乾燥した小麦粉の約70%が糖質なので、たとえばバターロールを食べるとしましょう。
すると、レシピによっても変動がありますが
バターロール1個の糖質量・・・約21g
もあります。
これは実は下手したら、スイーツよりも糖質が高い場合があります。
また菓子パンなら、より砂糖がたくさん入るためより高糖質になります。
私はスイーツを食べていないから大丈夫!という人でも、実はパンが大好きで目がないという方もいます。
そんな方は注意が必要です。
そしてスイーツも大好き! + パンも大好き!な方はいませんか??
これはヤバいかも!?
あなたの副腎は疲れていませんか??
副腎が疲弊するとどうなるのか?
副腎が疲弊してしまった場合の症状を書いてみました。
【副腎疲労の症状】
疲労感:ストレス時や夜に悪化、ひどくなると朝から動けない
精神不安定:落ち着きがない、興奮、上の空、気が散る、我慢が出来ない
消化器異常:食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛
ストレス下で、機能性低血糖症に陥りやすい
欲求過多:塩分、砂糖、カフェイン、スパイス
頻拍、動悸、過呼吸(パニック発作)
起立性低血圧
顔面蒼白、悪寒、冷や汗
うつ、適応障害の診断
不眠症
PMS(月経前症候群)の悪化
花粉症などのアレルギー症状の悪化、耳の痒み
皮膚の炎症、脱毛
光に対する過敏症
性的関心の減退
などが挙げられますです。
身体症状のみならず、精神的な症状も呈するようなので気を付ける必要がありますね。
副腎に負担をかけない食生活のポイントとは?
副腎疲弊の概要がわかっていただけたでしょうか?
では具体的な食生活のポイントはなんなのでしょう??
ポイントは「血糖値」になります。
「アレルギーは砂糖をやめればよくなる!」 溝口 徹 先生によれば
副腎が疲れる理由として
「(過剰な)糖質の摂取→血糖値の急上昇→インスリンの分泌→血糖値の急降下→コルチゾールの分泌」
という悪循環が繰り返されることによって、副腎に大きな負担がかかり、疲れて機能が低下してくる。
と書いてあります。
つまり副腎を疲れさせない食生活とは、血糖値を上げない=糖質の多い食事 はポイントだということです。
【参考記事】
現代の食生活では糖質を抑えることが必要です
外食が多かったり、普通の砂糖・小麦粉を使った糖質の多いスイーツが大好きだったり、パンが大好きだったり
する方もいるでしょう。
現代の食生活は、普通に生活していても、または少し食生活に気を付けていたとしても
糖質がどうしても多くなりがちなのです。
さらにそこに拍車をかけるのが新型コロナウイルスでした。
一時、「コロナ太り」というワードもよく聞かれました。
現代ではただでさえも糖質が摂りすぎの食生活なのに、それに加えて運動不足も加わったのです。
【参考記事】
自粛生活を強いられた結果、運動不足に拍車がかかり、テレワークで自宅にいるので
いつでもお菓子が口に運べる環境の方もいるでしょう。
そうするとどうなるのか?
より消費できない糖質が体内にあって、より血糖値が上がりやすい生活となりました。
もともと余った糖質は、体内で脂肪となってため込んでしまいます。
そんな理由もあって、「コロナ太り」が当時増えたのかもしれません。
話しを戻しますが、現代では自分で気を付けないと糖質を摂りすぎてしまいます。
むしろ気を付けて糖質を控えるくらいの食生活が必要な時代です。
一度、食生活をこの機会に振り返ってみてくださいね。
血糖値が高めだった私
実は私自身が約1年半前まで、普通の砂糖・小麦粉を使った糖質の多いスイーツが大好きだったので
毎日常食していました。
【参考記事】
それに仕事はは「お菓子作りを教える講師」ですから、甘いものとは仕事でもプライベートでもとても縁が深かったのです。
でも1年半前の健康診断で血糖値が高めだということが判明し、そこからは仕事面でも
食生活でも大変革を迫られました。
血糖値が高いままででは近い将来、病気につながるリスクがある
ということは紛れもない事実です。
だからこのまま普通の砂糖・小麦粉を使った糖質の多いスイーツを作り続け食べ続けるか
はたまたやめるか!?
頭には、二者択一の選択肢が浮かびました。。
血糖値が高め=副腎が疲弊
当時の私は副腎が疲れていたのかもしれませんね。
当時は生徒さんにも普通の砂糖・小麦粉を使った糖質の多いスイーツ作りを教えていたので
とても悩みました。
もうお菓子作りを教えることはできないかもしれない、、そう絶望感におそわれた覚えがあります。
そして悩みに悩んだあげく、私がたどり着いたのが「低糖質スイーツ作り」だったのです。
罪悪感ゼロ!の第三の選択肢「低糖質スイーツ作り」
私は低糖質スイーツ作りに出会う前は、「小麦粉・砂糖を控えるお菓子作り」なんて、考えられないし
そんなことするくらなら、食べなくていいとまで思っていた人間です。
でもそんな私がなぜ低糖質スイーツ作りをするようになったのかという理由ですが
<私が低糖質スイーツ作りを始めた理由>
・血糖値が高いから(背に腹は代えられない(笑))
・糖質が少ない
・卵、乳製品が使える
・見た目がオシャレ
・従来のヘルシースイーツよりもお菓子作りの幅が広い
この4つが理由です。
【参考記事】
糖質制限スイーツは生クリーム・卵・バターを使うからおいしくなる!
糖質制限スイーツでは、なぜ生クリームやバター(脂質)を使えるのか?
従来からあるヘルシー系スイーツの代表といえば、マクロビオティック・ロースイーツなどがあげられます。
アレルギーがある方には、マクロビオティック・ロースイーツとも乳製品や卵を使わないため必要なお菓子作りです。
一方、マクロビオティック・ロースイーツともに乳製品や卵は使わないためお菓子作りの幅が狭いのが難点です。
また生クリームを絞ったりできないため、見た目もオシャレに仕上がりにくいのです。
そして卵は使えないということは、ふくらませるスポンジ生地などのお菓子が作れない!
ということです。
フワフワしたスポンジ生地に代表されるお菓子は、日本人が好む食感なのでふわふわスポンジ生地が
作れないのは、残念でしょう。
またマクロビオティックスイーツ・ロースイーツともに、糖質は多く含まれる食材は使うため
糖質は多く含まれています。
また最近は米粉ブームもあり、小麦粉でなく米粉ならヘルシー!というイメージもあります。
確かに米粉はグルテンを含まないため、ヘルシー志向でスイーツも食べたい方に人気があります。
でも米粉は小麦粉と同じくらい糖質は多く含まれているので、注意が必要です。
その今までのヘルシースイーツの難点をカバーできるのが低糖質スイーツでもあります。
つまり低糖質スイーツなら
・乳製品、卵が使えるからフワフワ食感も可能
・生クリームも使えるので見た目もオシャレ
・糖質が少ない
が可能となり、今までのヘルシースイーツの欠点もカバーできそして何よりうれしいのが
低糖質だという点です。
大切な人にプレゼントできるオシャレな糖質制限スイーツ作り講座とは?
ここまでで低糖質スイーツの概要について理解していただけたと思います。
では当教室の低糖質スイーツ作り講座はどんなものなのかなんですが
「大切な人にプレゼントできるオシャレな低糖質スイーツ作り講座」を開催しています。
実は当教室の生徒さんのほとんどが、レッスンで作ったスイーツを
大切な人(両親・ご主人・奥さん・友人)にそのままプレゼントとして持参されるからです。
その理由は、オシャレでおいしいからと生徒さん自身も言われています。
たとえどんなにおいしくても、見た目がイマイチだとプレゼントとして不向きだと思いませんか?
だからレッスンでは、味はもちろん見た目にもこだわります。
生徒さんの中にはバレンタインに手作りでケーキを太り気味の彼氏にプレゼントするため、低糖質スイーツだとは秘密にして
渡した方もいるくらいです。
なぜ低糖質スイーツだと秘密で渡したかと言えば、太っていると暗に伝えてしまうからと言われていました(笑)。
そのことからも、味も見た目も従来のお菓子作りと何ら遜色のないスイーツ作りが可能となっています。
そして何よりうれしいのが当教室の低糖質スイーツ作りは、普通の砂糖・小麦粉を使った糖質の多いスイーツと比較して
約70~95%オフ!を可能にしたことです。
たとえば、チョコレートケーキで比較してみると
糖質90%オフ!
当教室のバースデーケーキ1人分の糖質量・・・約2.0.g
普通の砂糖・小麦粉を使ったケーキの糖質量・・・約18g
(白ご飯1杯が糖質約55gなので、それよりもかなり低糖質なのが分かっていただけますね)
つまり下記画像を見ていただくと、低糖質チョコケーキなら1ホールが糖質18gなのに
普通の砂糖・小麦粉を使った糖質の多いスイーツならうす~い1カットですでに18gも糖質があるということです。
そのようなことから、ダイエット・血糖値が気になる方にも喜んでいただいています。
講座の詳細は以下のリンクをご覧ください。
初回レッスンは特別価格3,300円(税込)で受講できます。
しつこい勧誘はしておりませんので、安心して受講できます。
奈良のシュクセお菓子教室
住所:奈良県生駒郡斑鳩町興留1-8-22(最寄り駅:JR法隆寺)
電話: 090-3613-4237 (井手)
営業時間:10:00~17:00
大切な方にプレゼントできる糖質制限スイーツ講座の詳細:https://www.succes-gateau.com/
アクセス:https://succes-gateau.com/access/
メール:info@succes-gateau.com
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