こんにちは。講師の井手 麻美(いで まみ)です。
糖質制限スイーツ作りで失敗の多いのが、「スポンジ生地がふくらまない!」と言ったご相談です。
砂糖入りのスポンジ生地を何度も作ってきた方でも失敗するようです。。
では、その理由は何でしょうか?
糖質制限スイーツのスポンジ生地が失敗する理由
それは、まず単純に糖質の少ない代替粉で作ってもうまくできないからです。
【参考生地】
普通のお菓子作りでは小麦粉を使います。
ですが糖質制限スイーツでは、極力控えて作ります。
小麦粉を使うと、ふわふわとした高さのある生地になりますが、
小麦粉を極力控えて作るということは、ふわふわのスポンジ生地を作るには工夫が必要なのです。
糖質制限スイーツで、私がおススメしているのは、別立てで作るスポンジ生地です。
別立て・・・卵黄と卵白を分けて別々に泡立てる生地のこと。
ボリュームのある軽い仕上がりが特徴。
シロップやクリームをたっぷり塗っても風合いを損なわない。
という特徴があります。
糖質制限スイーツでは、小麦粉を極力控えて作るのでボリュームが出にくかったり、代替粉の影響で
パサパサしやすかったりするのですが、これなら糖質量に影響のない少量の小麦粉を使えるし
風味を損なわず、しっとりとした食感を生み出すことが可能だからです。
小麦粉の配合量の考え方
当教室のスポンジ生地に使う小麦粉の量ですが、生地を安定させ、ボリュームを出すための最小限の量を使います。
確かに、もっと糖質量を下げたい!とおっしゃる方もいるかもしれません。
でも私が考えているのは、食べておいしく楽しくなり、ずっと食べたくなる糖質制限スイーツです。
そのため、とても味も重視しますし、見た目のオシャレさも大切にしています。
糖質制限スイーツのスポンジ生地を作る際の注意点
別立て法で作る際、注意する点があります。
それは、卵の泡立てです。
特に砂糖を使わないので、砂糖を使ったスポンジ生地よりも卵の泡立ちのスピードと、安定性が違います。
卵白を泡立てる際は、特に注意が必要で泡立てすぎるとパサパサの生地になってしまいます。
また、シロップをたっぷりとしみこませることも食感を良くするため大切です。
以上のことを参考にすると、糖質制限スイーツで作るスポンジ生地もうまくできるかもしれません。
それでも自信がなくて作れない方は
ですが、お菓子作りの経験などの差もあるかと思います。
もし、器用じゃないからうまく作る自信がないとか、初心者で一から丁寧に教え欲しい、
大切な方にプレゼントしたいから失敗できない、と言った方には
当教室の「大切な方にプレゼントできるオシャレな糖質制限」がおススメです。
奈良のシュクセお菓子教室
住所:奈良県生駒郡斑鳩町興留1-8-22(最寄り駅:JR法隆寺)
電話: 090-3613-4237 (井手)
営業時間:10:00~17:00
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