こんにちは!
講師の井手 麻美です。
そろそろクリスマス時期が近づいてきましたね。
ツリーやクリスマスの予定を今から楽しみにしておられる方もいることでしょう。
そしてディナー・ケーキを手作りされる方もいらっしゃると思います。
ですがクリスマス・年末年始こそ、食生活に気を付ける必要があります。
クリスマス・年末年始の暴飲暴食がもたらす健康リスク
クリスマスから年末年始にかけて、多くの人々は家族や友達との楽しい時間を過ごし、美味しい食事や飲み物を楽しむことが一般的です。
しかし、この季節には注意が必要です。なぜなら、暴飲暴食が増え、糖質摂取が増加することで、健康リスクが潜んでいるからです。
じゃあ自分でヘルシーなクリスマスディナー・ケーキを作ろうという方へ
じゃあ自分でヘルシーなクリスマスディナー・ケーキを作ろうという方もいらっしゃるでしょう。
私の経験なんですが、まだお菓子作りを習っていない超初心者の時に(〇十年前)にクリスマスケーキを作ろう!!と思い立ちました。
でも作ってみると
「スポンジが膨らまない!!」
結果、家族で固いクリスマスケーキを食べる羽目になったのです。。
原因としては、お菓子作りの基礎を知らず、準備不足で作ったせいでした。
特に気を付けていただきたいのが、低糖質スイーツをあまり作ったことがないのに
作ってみようと挑戦する方です。
ラカントを使ったお菓子作りが失敗する5つの理由
そこでラカントを使ったお菓子作りの失敗理由を考えてみました。
理由その① ラカントと砂糖の違いが分かっていない
理由その①を知らないのが一番、失敗原因につながります。
確かにラカントは、カロリーにもならず・血糖値も上げないすぐれものの甘味料です。
でも、砂糖の特徴である、保水性・保存性などの特徴が弱いです。
たとえば、ジャムを作る時にラカントで作ると保存性がないため、腐敗しやすくなります。
また砂糖は卵を泡立てる際に、泡立ちを安定させる作用があります。
でもラカントには泡立ちを安定さえる特徴が弱いため、卵の泡立て具合に気を付ける必要があります。
またラカントだけでなく、他社から他の低糖質甘味料も発売されています。
商品によっては、砂糖の3~4倍ほどの甘さのある低糖質甘味料もあるため、それぞれの低糖質甘味料の
特徴を知る必要があります。
【参考記事】
理由その② 出来上がったお菓子がジャリジャリする
この失敗も多いです。
砂糖は液体にとけやすいですが、ラカントは砂糖に比べると溶けにくいです。
そのため、丁寧に溶かす作業が必要です。
溶かしていないと、焼きがったお菓子がジャリジャリした食感になり残念な出来上がりになります。
(当教室ではラカントだけでなく、他の甘味料も使ってジャリジャリを防止しております)
理由その③ 低糖質スイーツは砂糖を低糖質甘味料に変えればいいだけだと思っている
確かに砂糖を低糖質甘味料に変えるだけでも、ある程度の低糖質にはなるでしょう。
でも意外な盲点があります。
それは小麦粉です。
実は、お菓子によく使われる小麦粉は乾燥した状態で約70%が糖質です。
つまり100g小麦粉を使えば、それだけで糖質を70gも摂取することになります。
小麦粉には糖質が多く含まれているので、低糖質スイーツでは極力控えて作ります。
理由その④ 代替粉の特徴を知る必要がある
では、小麦粉の代わりに何を使うのか?と言うと
小麦ふすま粉・大豆粉・高野豆腐粉・アーモンドプードルなど糖質の少ない粉類を使います。
それぞれの粉にも特徴がありますので、粉の特徴を知った上で使うことが必要です。
よく質問されるのは、米粉を使うんですか?と聞かれます。
残念ながら、米粉も小麦粉と同じくらい糖質の多い食品です。
糖質制限スイーツでは、糖質量を減らすことを主目的にしているため、米粉も使えません。
グルテンフリーが昨今はやっていますが、ある研究結果ではグルテンを減らしすぎると逆に心臓疾患が増えるという結果が出ています。
グルテンフリーはグルテン不耐症の方には、必要です。
でもグルテン不耐症でない方には、やり過ぎると逆効果の場合もあるようです。
理由その⑤ 低糖質にするだけでなく、低カロリーにしたいから卵・乳製品も使わず作るとおいしくない!!
最近の研究では、カロリー制限はやせるけど、継続して行うにはムリがあり、場合によっては健康を害する可能性がある
という研究結果も出ています。
バターを敬遠される方がいるのですが、糖質制限スイーツではふすま粉などの代替粉を使います。
ふすま粉は食物繊維が豊富で、ミネラルも含まれた優れた食品ですが、そのまま使うと
パサつきやすいのです。
そのパサつきを補って、味を良くする働きがバターにはあります。
また、良質なタンパク質を含んだ卵・乳製品を摂取することは、必要です。
卵・乳製品は腹持ちも良く、食べすぎを防ぐ効果もあります。
欧米の人は、肥満→糖尿病になります。
でも日本人の場合、肥満でなくても糖尿病になる人もいるので注意が必要です。
肥満であるなら、やせることは必要でしょう。
肥満でなくても糖尿病になる人がいる、ということからカロリー制限ではなく、糖質制限をすることが必要ではないでしょうか?
ぶっつけ本番で作らないことが大切
やはり何事も自己流で作るとなると、ぶっつけ本番でなく下準備・レシピ選び・練習も必要ではないでしょうか?
特に先述のように、ラカントと砂糖も特徴が違いますし、粉の特徴も違いますので
低糖質スイーツの場合、相当慣れている人でないとおいしく・キレイに作るのは至難の業だと言えます。
これは私が教室に来て欲しいから言っている、と思われる方もいるでしょう。
それは少し違います。
なぜなら、多くの生徒さんを見て来た結果、言っていることです。
当教室に来られる多くの生徒さんは、自己流で低糖質スイーツを作ってみたけれども
どうしてもうまくできない!という方がいらっしゃいます。(約90%ほど)
失敗原因は明らかで、先述したラカント・粉の特徴を知らない・お菓子作りの基礎を知らないことにつきます。
確実にクリスマスケーキ作りを成功させる方法
もともとお菓子作りをしている方でも失敗しやすいのが糖質制限スイーツです。
でもポイントさえ分かれば、成功するとも言えます。
ご自分で先述の5つのポイントを分かって、作れるという方はぜひ参考にして作ってみてください。
そうは言っても自分で手作りする自信がない方には、お菓子教室での参加が確実な成功に繋がります。
え~結局、教室参加を進められるの~と思われるかもしれませんが、失敗するリスクを背負ったまま
作るのは、精神的にもつらく、もし失敗した場合のリスクはとても大きいでしょう。
<お菓子教室参加のメリット>
プロの指導:
お菓子教室では、経験豊富なパティシエやインストラクターが指導します。彼らのアドバイスやテクニックを学ぶことで、手順を正確に把握でき、ケーキ作りがより確実に成功するでしょう。
材料と道具の提供:
お菓子教室では、材料や必要な道具が用意されています。これにより、自分で材料を揃えたり、特殊な道具を探したりする手間が省けます。
手順の実演:
インストラクターが手順を実演してくれるため、実際に見ながら進めることができます。これにより、理論だけでなく実践的なスキルを身につけやすくなります。
個別のアドバイスと補正:
お菓子教室では、参加者一人ひとりに対してアドバイスや補正が行われることがあります。自分の進捗や課題に合わせた指導を受けられるため、個別のニーズにも対応できます。
グループでの学び:
他の参加者と一緒に学ぶことで、情報やアイデアの共有ができます。他の人の作業を見ることで、新しいアイデアや技術を学び取ることができます。
リアルタイムでの質問:
クラス中に疑問が生じた場合、即座に質問することができます。これにより、理解度が向上し、作業がスムーズに進められます。
楽しい雰囲気:
お菓子教室は楽しさと学びの場です。ストレスなく楽しんで学べる環境であるため、初心者でもリラックスして取り組むことができます。
お菓子教室での参加は、初めての挑戦者にとっても手作りクリスマスケーキを確実に作り上げるためのサポート体制が整っているため、自信を持って挑戦できるでしょう。
そして当教室ではクリスマスケーキ一台、そのまま持って帰れるので、そのままクリスマスパーティー
に出すことが可能です。
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奈良のシュクセお菓子教室
住所:奈良県生駒郡斑鳩町興留1-8-22(最寄り駅:JR法隆寺)
電話: 090-3613-4237 (井手)
営業時間:10:00~17:00
大切な方にプレゼントできる糖質制限スイーツ講座の詳細:https://www.succes-gateau.com/