こんにちは。講師の井手 麻美(いで まみ)です。
よく言われるのが糖質制限スイーツは、グルテンフリーなんですか?と質問されることがあります。
確かにグルテンフリーは、健康意識の高い方にとっては関心の高いものです。
要するに、「糖質制限もグルテンフリーも同じじゃないの?」
と思っている方が、少なからずいらっしゃいます。
グルテンフリーとは?
ではまずグルテンフリーとは、どうのような考え方なのでしょう?
グルテンフリー・・・まずグルテンとは、小麦、大麦、ライ麦などに含まれるたんぱく質成分のこと。
一方で、グルテンにもメリットがあります。
グルテンは、粘りと弾力のある物質です。
グルテンはパンやお菓子の骨格になる役割もあります。
グルテンがあることで、パンならフワフワの食感になったり、もちもちの食感になります。
グルテンフリーは、グルテンを含む食品=小麦、大麦、ライ麦を避けて食べる食事法です。
グルテンフリーは、主にアメリカのグルテンが体質に合わない人向けの食事法として考案されたものです。
もともとアメリカほど小麦を主食として来なかった、日本人には果たしてそこまでの効果があるか?
疑問視する見方もあります。
グルテンフリーは、糖質量を重視されているのではなく、グルテンを含む食べ物を避けることを重要視しています。
糖質制限とグルテンフリーの違い
糖質制限スイーツは、結論から申し上げると、完全グルテンフリーではありません。
確かに、糖質の高い小麦粉は極力控えますが、場合によって少量(糖質に影響がない程度)使うことがあります。
というのは、例えば低糖質のスポンジ生地を作るとしましょう。
糖質制限スイーツでは、フワフワの食感を生み出すために小麦粉を少量使用することがあります。
(糖質量に影響がない程度の少量を使います。そうすることで、おいしさとふわふわの食感を出すことができます)
そして一方お菓子作りにおいて、グルテンフリーにするには基本的に米粉を使うことになります。
でも糖質制限スイーツでの考え方で言えば、米粉も糖質の高い食品なので、基本的に使えない材料になります。
一方、糖質制限スイーツでは、グルテンに着目するよりもむしろ
「糖質をいかに低く抑えるか?」ということに重点を置いているのです。
日本人にとってグルテンフリーよりも糖質制限スイーツが必要な理由
日本人は残念ながら、「体質的に糖尿病になりやすい」と言われています。
それは欧米の人よりも、肥満の人が少ないにも関わらず、糖尿病の発症率が高いからです。
日本人が糖尿病になりやすいのは、すい臓が欧米の人に比べて弱いと言われていて、ちょっと太っただけでも
インスリンが出にくくなる体質だからと言われています。
それに加え、昨今の日本人の食生活は炭水化物が多く(糖質が多い)、特にすい臓に負担がかかりやすい食生活
になっています。
もともとの日本人の体質が糖尿病になりやすいので、やはり健康なうちから早めの対策が必要だと言えます。
糖尿病は、現代医学では完治が難しい病気の一つですから、注意が必要です。
ですから、どちらかと言えばグルテンフリーありきではなく、糖質をいかに控えた食生活にするか?が大切なのです。
その点、糖質制限スイーツでは、小麦粉は極力控えて作りますし、結果グルテン摂取を控えることにもなりますので
一石二鳥ですね。
そして当教室で同時に大切にしているのが
糖質を低くすることも大切なのですが、「味をおいしく!そして、見た目をオシャレに!」
にも当教室では、重点を置いています。
それは大切な方にプレゼントできるくらい、オシャレでおいしい糖質制限スイーツを作ることを生徒さんにお約束していること、
そしていつも頑張っている自分へのご褒美スイーツとしても使っていただきたいからです。
「食べても安心、見た目もオシャレで心も満たされる」
をできる限り両立させた糖質制限スイーツを作れることをお約束しています。
奈良のシュクセお菓子教室
住所:奈良県生駒郡斑鳩町興留1-8-22(最寄り駅:JR法隆寺)
電話: 090-3613-4237 (井手)
営業時間:10:00~17:00
大切な方にプレゼントできる糖質制限スイーツ講座の詳細:https://www.succes-gateau.com/