こんにちは。
講師の井手 麻美です。
比較的低資金・低リスクで始められるパン教室ですが、ではどうやったらパン教室を
開業できるのでしょうか？
今日は自宅でパン教室を開業したい方向けに、自宅でのパン教室を開業する方法を
知っていただきます。
自宅でパン教室を開業する方法とは？
さあ、パン作りも自信があるしそろそろ生徒さんを募集して本格的にパン教室を開業しよう！
と思った方、以下の内容をぜひ参考にしてください。
パン教室を自宅で開業する方法は以下の手順で行うことができます。
①場所の確保
自宅で教室を開く場合、十分なスペースを確保する必要があります。
生徒さんがパン作りをするスペースや、オーブンを置くスペース、材料を収納するスペースが必要になります。
②パン作りのスキルアップ
自宅でパン教室を開くためには、パン作りのスキルが必要です。
パン作りに関する知識や技術を身につけるために、パン教室に通うなどしてスキルアップしましょう。
③パン教室のコンセプトや料金設定の決定
パン教室を開業する場合、どのようなコンセプトで教室を運営するか、料金設定はどうするかなどを決定する必要があります。
例えば、初心者向けの基礎コースや、専門的な高度な技術を学べるコースなど、
自分の得意分野や特長に合わせたプランを用意することが大切です。
③宣伝・広報活動の実施
教室開業後は、自分の教室を知ってもらうために、宣伝・広報活動が必要です。
SNSやブログを活用した情報発信や、チラシやポスターなどの印刷物を作成し、地域の方々にアピールしましょう。
以上のように、パン教室を自宅で開業するためには、スペース確保や許可の取得、スキルアップなど多くの準備が必要です。しっかりと計画を立て、一歩ずつ着実に進めていくことが大切です。
④開業届けを出す
一般的に個人事業主をして仕事をしていくことになるので、罰則はないですが
所得税法上、開業日から1ヵ月以内に提出しなければならないとされています。
出し方は最寄りの税務署に行って、提出することができます。
国税庁の情報
↓
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/04.htm
自宅でパン教室を開業するメリットとは？
では自宅でパン教室を開業するメリットとはどういったものでしょうか？
自宅でパン教室を開業するメリットは、以下のようなものがあります。
①低コストで開業が可能
自宅でパン教室を開業する場合、教室を借りたり、大きな機材を揃えたりする必要がありません。
そのため、開業に必要な初期投資が低く抑えられ、リスクも少なくなります。
②自分のペースで教室を開催できる
自宅でパン教室を開業する場合、自分のペースで教室を開催できるというメリットがあります。
教室の予約なども、自分の都合に合わせて調整できるため、自由度が高いといえます。
③自宅で仕事ができるため、家事との両立がしやすい
自宅でパン教室を開業する場合、自宅で仕事ができるため、家事との両立がしやすいというメリットがあります。
また、教室のスケジュールを自分で調整できるため、家族や子育てとの両立もしやすいです。
以上のように、自宅でパン教室を開業するメリットは多岐にわたります。
開業前にしっかりと計画を立て、自分に合ったスタイルを見つけることが成功の秘訣となります。
私も自宅で低糖質のお菓子・パン教室を約１２年間運営しております。
上記①～③に付足すとすれば「通勤時間ゼロ」で、時間のムダがないということです。
一般的にお勤めの場合は、朝起きて出勤して、仕事が終われば帰宅するという流れになります。
２時間ほどは通勤時間が必要です。
週休２日制の会社だと、週１０時間の通勤時間が必要となります。
また出勤する際には、準備もあります着替えや様々な準備、、
これも自宅パン教室ではないでしょう。
私の経験から言うと①～③どれにも該当します。
特に子どもが小さい間はスケジュールを調整しながらやっておりました。
またレッスンが終われば、子どもを保育園・学童に預けることもなく、すぐに母親業に戻ることもできます。
そして家事もすぐできる。
こればお勤めのお仕事では、なかなか実現できないライフスタイルかもしれません。
ただお勤めもメリットがありますので、どちらが向いているかはそれぞれによって
違ってくるでしょう。
ただ私の場合は、今になって特に思うのは「この仕事を選んで良かった」ということです。
自宅開業のデメリットは、オンオフの切り替えをうまくすることが必要です。
仕事も家で、生活も家なので、うまく気持ちの切り替えをするために、意識的に外を出歩く・
一人でカフェに行ってみるなどのオンオフの切り替えをうまくしましょう。
じゃあすぐに自宅でパン教室は開業できるの？
答えは、Yes ＆ No どちらでもありません。
確かにすぐに開業届けを出せば、個人事業主として開業はできます。
ただ、パン作りが得意！うまい！！からと言って、生徒さんは来てくれません。
昔、インターネットが発達していなかった時代は近くにパン教室があってそこに行くという感じでした。
選びようがなかったからです。
ただ今はパン教室が乱立する時代であり、インターネットが発達しているため
生徒さん候補の方からすればうれしい反面、講師からすればつねに取捨選択をされる時代です。
特に個人でパン教室を開業する場合、生徒さんからすれば初めは信用もなければ、講師がどのような人間かも分からない状態です。
だからどうやったら生徒さんに来ていただけるか、考えて行動する必要があります。
間違った集客方法をすれば、どんなに頑張っても結果は出ないでしょう。
私がそうだったからです。
でも今は新規生徒さんにも恵まれ・リピートの生徒さんにも恵まれた状態となっています。
これはコンサルティングを受けて、徐々に状況が好転していきました。
新しいことを始めると必ず壁がやってくる
私も１２年前は何も考えず、お菓子・パン教室を始めたのを覚えています。
初めは意気揚々としていましたが、徐々に壁というものが現れ始めました。
では、なぜ壁が現れるのでしょうか？
これはパン教室開業だけではなく、どんな事柄に関しても壁は出現すると言われています。
壁が出現すると人はどう思うのかと言えば
「やっぱりパン教室するのは向いていなかったんだ。。
やめた方がいいかも！？」
という方向に向く方もいるのです。
ただ一つ申し上げたいのは、今現在どんなに活躍しているパン講師であっても
このような壁は経験していて、乗り越えているということです。
逆に言えば、ここで試されているわけです。
この壁を乗り越えなければ、事業としての発展はないと言えます。
新しいことを始めると必ず壁がやってくるのは、慣れないことに取り組むことによる不安やストレスが原因です。
新しいことを始めると、初めはモチベーションが高く、簡単に進んでいくように感じるかもしれません。
しかし、時間が経つにつれて、目標に対する壁や障害が現れてくることがあります。
これが「壁」と呼ばれるもので、新しいことに挑戦する際に、必ず出現するものです。
「壁」が現れる理由には、以下のようなものがあります。
①慣れないことに対する不安やストレス
新しいことに取り組むと、慣れないことに対する不安やストレスが生じます。
これは、過去の経験や知識が役立たない状況に遭遇することで、自己効力感や自信が揺らぐためです。
②目標に対する現実的な壁
目標が高すぎたり、達成するために必要なスキルや知識を持っていない場合、現実的な壁が現れることがあります。
この場合、目標を見直すことや必要なスキルや知識を身につけることが必要になります。
③時間や労力の不足
新しいことに取り組む際に、十分な時間や労力を割けていない場合、壁が現れることがあります。
この場合は、スケジュールの見直しや、効率的な時間の使い方をすることが必要になります。
以上のような理由によって、「壁」が現れることがあります。
しかし、壁を乗り越えることができると、達成感や成長を感じることができます。
壁を乗り越えるためには、自分自身に対する理解や努力、忍耐力が必要です。
逃げてしまうとどうなるのか？
人はうまくいかない状況になった時に一番どうしたらいいか考えると言われています。
そしてうまくいかない状況から逃げてしまうと、また同じような状況が起こる可能性があります。
これは、問題や課題を直面し、解決することなく避けてしまうことが、根本的な原因を解決せずに問題を解決することになるからです。
問題を避けたり、逃げたりすることで、現在の状況から一時的に逃れることができますが、
その問題に対する原因や解決策を見つけることができないため、同じような状況が再び発生する可能性が高くなります。
また、問題を避けたり、逃げたりすることは、自己成長の機会を失うことにもつながります。
自分自身を成長させるためには、問題に直面し、解決することが必要です。
問題を解決するために必要なスキルや知識を身につけることで、次に同じような問題が起こった場合には、より効果的に対処することができるようになります。
したがって、問題や課題を直面し、解決することは、成長や自己改善につながるため、
逃げずに取り組むことが重要です。
逃げたり、避けたりすることは、一時的にはストレスを減らすことができますが、
長期的には問題を悪化させる可能性があるため、解決策を見つけることが大切です。
身近な人からのアドバイスは危険な面もある
そんな壁を感じた時にアドバイスが欲しい・相談したいと思うでしょう。
まず身近な家族・友人に話してみるという方もいるかもしれません。
ただ気を付けていただきたいのは、身近な人のアドバイスは時に命取りになりかねない
ということです。
身近な人に相談したら
「安くしたら来てくれるんじゃない？レッスン料が高すぎる」
「やっぱりあなたは、自分で仕事をするのはムリなんだ」
などいろいろなアドバイスをしてくれるでしょう。
例をあげれば
パン作りをしたことがない人に、パン作りのアドバイス・相談ってしますか？？
きっとしないと思います。
同様にパン教室運営をしたことがない人に、パン教室運営のことって分かるでしょうか？？
皆さん親切心でアドバイスしてくれるでしょう。
でも最終的に決めるのはあなたです。
ただそんな時に、ビジネスの専門家のアドバイスを求めるのも一つの方法かもしれません。
事業をしていない身近な人からのアドバイスが危険な面がある理由はいくつかあります。
まず第一に、身近な人たちは、事業の経験や知識が少ないことがあります。
そのため、彼らが提供するアドバイスは、彼ら自身の経験や知識に基づいており、
事業に必要な情報や洞察に欠けている場合があります。
第二に、身近な人たちは、事業に対する感情的なつながりがあることがあります。
たとえば、友人や家族など、自分自身が事業に関与していなくても、
ある事業について強い感情的なつながりがあるかもしれません。
そのため、彼らが提供するアドバイスは、感情に基づいたものになりがちで、
客観的な判断や意見を欠いている場合があります。
最後に、身近な人たちは、あなたと違う人生経験を持っているため、あなたにとって有益なアドバイスが提供できない場合があります。
彼らが提供するアドバイスは、彼ら自身が経験したことに基づいたものであり、
あなたが直面している問題や課題とは異なる可能性があります。
したがって、事業をしていない身近な人たちからのアドバイスには、注意が必要です。
彼らのアドバイスを受け取る前に、彼らが提供するアドバイスが信頼できるかどうかを判断する必要があります。
また、より専門的なアドバイスを得るために、専門家や業界関係者など、より経験豊富な人たちに相談することも重要です。
できるだけパン教室をスムーズに開業・運営する方法
うまくいっている物をまず真似るのが一番の成功の近道だと言われています。
ただ講師がすごくカリスマ性があって、なんでも集客できて売れてしまうといった方も
世の中にはいるでしょう。
そんなカリスマ性のある方の真似は私はカリスマ性がないので、できません。
じゃあどうしたらいいのか？できるだけパン教室をスムーズに開業・運営する方法ってあるの？
と思われるでしょう。
先ほども言いましたが、うまくいっている物をまず真似るというのが一つの方法です。
これはパン作りだけではなく、パン教室開業から運営まで教えてもらって、真似る（その通りやる）
というのが一つの方法です。
なぜなら、やったこともないことをイチからやると失敗・挫折は多くの場合つきものだからです。
ですから、できるだけ失敗・挫折を最小限にするには
パン教室開業から運営まで教えてもらって、真似る（その通りやる）のが方法です。
ただちまたにたくさんある認定講座には、パン作りの技術は学べるけど開業から運営方法は
教えてくれないところがほとんどです。
これでは開業したけど生徒さんがまったく来ない！
ということにもなりかねません。
できるだけ、開業後のことも教えてくれすところを選ぶ必要があります。
そんなイチからではなく、ショートカットして自宅でパン教室を開業したい方は
当教室の低糖質パン講師養成講座はいかがでしょうか？
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