こんにちは。シュクセお菓子教室の井手 麻美(いで まみ)です。
先日のブログでは、
「糖質制限スイーツでは、なぜ生クリームやバター(脂質)を使えるのか?」
という内容でした。
今日は、卵(タンパク質)というに焦点を当ててお話しします。
卵についての迷信
ひと昔前までは、卵と言えば
「1日1個まで。あまり食べ過ぎるとコレステロール値が高くなる」
と言われてきました。
ですが、最近になり「卵は1日1個まで」という説は根拠がないと分かっています。
コレステロールが悪者ではないからです。
コレステロールはむしろ、細胞を作る材料ですし、ホルモンの材料になり、
むしろコレステロール不足は命を縮めると言われています。
卵は栄養たっぷり
コレステロールについては、このくらいにして
今日の本題である、卵(タンパク質)の重要性をお話します。
その前に、卵の栄養はご存じでしょうか?
まず、タンパク質、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンB12、ビタミンD、オメガ3脂肪酸が多く含まれています。
食物繊維、ビタミンC以外が含まれているので「完全栄養食」と言われています。
何よりも安価で手に入るにがうれしいところです。
タンパク質の重要性
その中でも、タンパク質はギリシャ語で「第一なるもの」と言われるくらい、
私たちの体にとってなくてはならないものなのです。
食品中のタンパク質の品質を評価するための指標である、「プロテインスコア」でも卵が100と
かなり優秀な食品なのは間違いありません。
では、タンパク質が不足すると私たちの体はどうなるのでしょう?
近年では女性に多いのが過度なダイエットをして、タンパク質不足の方がいます。
タンパク質が不足すれは、
- 免疫力の低下(万病のもとになる)
- 筋肉量が落ちる(実は臓器も筋肉でできている、太りやすくやせにく体質になる)
- 肌・髪の毛のトラブル(しわ、たるみの原因にも)
- 集中力、思考力の低下(心身の不調をきたす)
と言われています。
特に、今のコロナウイルスについても免疫力の低下は特に気を付けたいですね。
このようにタンパク質の重要性については、ご理解いただけたと思います。
糖質制限スイーツでの卵の考え方
糖質制限スイーツでの卵の考え方についてですが、
卵は糖質の低い食品であり、糖質制限スイーツととても相性が良い食品です。
1パック(10個入り)中に含まれる糖質は、約3gととても低糖質です。
何より、元来お菓子作りには卵をたくさん使います。
お菓子作りという観点で卵を見た場合、
- コクが加わりおいしくなる
- 生地をふんわりさせる
- 色をキレイにする
- 生地をなめらかに、しっとり感が出る
といったとても大切な役割があるのです。
私は、お菓子はおいしくないといけないと思っています。
当たり前でしょ!?と言われるでしょうね。
でも従来からあるヘルシーケー系スイーツでは、卵は避けられてきました。
確かに、アレルギーのある方には従来の卵を使わないヘルシー系スイーツの存在はとても重要です。
でもアレルギーなど体質的な理由がなく、卵を食べないのは体にとってどうでしょうか?
また味の良さ・見た目のおいしさ・オシャレさという点でも卵を使った方がおいしくなります。
どちらを選ばれますか?
まとめ
もしアレルギーなどがなく、体に優しく、おいしく、オシャレなお菓子がいいという方には糖質制限スイーツがおすすめです。
そして、糖質制限スイーツはまだまだ手に入りにくいという現状がありますし、市販されている糖質制限スイーツは
けっこう価格が高めで、また添加物もたくさん入っています。
そのような理由から、私は自分で作ることに多いに意味があると思っています。
そこで自分で作りたいけど手先が器用じゃなくて作れない方、または大切な方にプレゼントできるオシャレな
糖質制限スイーツ作りがしてみたいという方には、当教室の糖質制限スイーツ講座がおすすめです。
奈良のシュクセお菓子教室
住所:奈良県生駒郡斑鳩町興留1-8-22(最寄り駅:JR法隆寺)
電話: 090-3613-4237 (井手)
営業時間:10:00~17:00
大切な方にプレゼントできる糖質制限スイーツ講座の詳細:https://www.succes-gateau.com/